市議会での状況質問と答弁
平成21年3月議会(個人質問)我孫子市議会インターネット議会中継 録画中継より
○日暮俊一議員への答弁〔3/5市民会館の柏市との共同運営について〕
(星野順一郎市長)
・ 柏市、流山市、我孫子市の企画担当部長会議で、ごみ焼却施設や市民会館の共同設置を含め、検討すべき広域的な行政課題の整理を行った。本年1月に3市の市長に報告があり、新年度から担当部署が中心になり、これら施設の共同設置をはじめ、広域的な課題について検討していくことになった。この検討の中で、共同設置の可能性や、ごみ処理委託料と新設した場合の償還年額との比較などについて検討していく。検討状況については議会に報告し、議会の意見をいただきたいと考えている。

○佐々木豊治議員への答弁〔3/6市民会館閉鎖に伴う対応と建設に向けての対応について〕
(荒井茂男生涯学習部長)
・ 旧市民会館は、市民の合唱団、管弦楽団、演劇、バレエなどの音楽活動や発表の場として、また子供たちが音楽や芸術を体験する場として利用していた。市民会館建設に向けての基本的な考え方については、本市の文化・芸術の振興、学校教育の充実からも、新たな文化施設の整備が必要と考えている。昨年7月に庁内関係課9課で構成する「我孫子市文化施設建設研究会」を立ち上げ、本市に相応しい文化施設の規模、建設の概要・費用やPFI方式、建設3候補地の検証、文化施設の広域的利用などの調査・研究をしている。現在、その結果を報告書として取りまとめているところである。今後はこの報告書を踏まえ、さらに庁内で建設の実現に向けての課題を検討していく。

○海津にいな議員への答弁〔3/9市民会館、その後:
(1)調整と実態の把握(2)今後の基金計画(3)けやきプラザの利用〕
(荒井茂男生涯学習部長)
・ 市民会館の閉鎖は、市民や市民団体の活動に大きな影響を与えている。現在はこの影響を最小限にするために、文化団体に対して、市内各施設の情報を提供し、各団体の利用日時・場所などが重ならないよう調整している。特に、我孫子市民文化祭や各団体との共同主催事業では、けやきプラザなど各施設での場の確保や経費面での配慮をしている。また大規模ホールを使用する発表会については、市外施設の情報を提供し、文化活動が低迷しないよう努力している。
・ 本市の文化芸術の振興のためにもできるだけ早く、市民会館に代わる文化施設の建設が望まれる。今後の市の財政見通しや、建設に多額な財政支出をともなうことを考えると、基金の創設は必要であると考えている。創設の時期については、市民会館跡地の売却益を基金に積み立てたいと考えているので、現在の売却協議の動向を見守っていきたい。

※上記は市議会の公式議事録ではありませんが、公開されているインターネット録画から、書き起こしたものです。(縄野)
■もどる